タカボキ!をご覧いただいてありがとうございます。
このブログにたどり着いたということは何か資格を取りたいと思っているのではないでしょうか?

そうなんだよね。
手に職が欲しいし、スキルアップのためになんかいい資格がとりたいんだよね。

そんなあなたにお勧めの資格がありますよ!!

な、なに?(怪しい…)
それは簿記です。

簿記かぁ。数字苦手なんだよね…
なんかややこしそうだし…

大丈夫です!そんなのは些末な問題です。
さあ、簿記の紹介しましょう!!
簿記ほど便利な資格はない!


なんか、数字がややこしいイメージだね

それは確かに間違いではないです。
しかし、簿記ほど便利な資格はありません。
- 簿記の3つのメリット
- ・社会人の必須知識
- ・転職に強い
- ・独学の環境がそろっている
社会人の必須の知識
この世の中のすべての会社はお金を燃料にして動いています。
世の中で働く(これから働く)社会人としてお金がどのように動くのは知っている方がお得でじゃないでしょうか?

簿記を勉強するとすべてとは言いませんが、お金の流れのイメージをつかむことができます。
どのように利益が発生し、その利益が最終的にどのようになるのか?ということが頭の中でイメージができます。
利益のイメージ図
最近では多くの会社が決算書を自社のホームページで公開しています。

就職先や転職先がどのような状況を知ることは重要です。

就職した後で後悔したくないからね。
転職に強い
「この世の中のすべての会社はお金を燃料にして動いています。」と書きました。
しかし、残念ながら簿記の知識を社会の人間がすべて持っているわけではありません。

世の中すべての会社で働ける可能性があるからです。
現にすべての会社には経理が存在し、そこでは毎日簿記の知識を利用して業務をおこなしているからです。
確かに、知識だけでなく経験が必要な部分もあります。逆にいえば経験さえ積めば最強の転職の資格といえます。

細かいことは言えませんが、私も簿記の知識を生かして転職活動をかなり有利に進めることができました。
おそらく、簿記の知識・資格がなければできなかったでしょう。
独学の環境がそろっている
簿記は日本商工会議所が主催する試験の場合、1級、2級、3級と分かれており実力に応じて受験できます。
級 | 合格率(第158回) | 合格率(第157回) | 合格率(第156回) |
1級 | 9.8% | 7.9% | 13.5% |
2級 | 24.0% | 8.6% | 18.2% |
3級 | 28.9% | 67.2% | 47.4% |
出典:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data

3級については独学が十分可能な難易度です。
テキストは本屋にいけば独学用のテキストは充実しています。
簿記では電卓が必要になります。

電卓の選び方は以下のページからどうぞ。
これさえあれば、カフェでも図書館でも勉強できます。
また、電車の中でも気軽に勉強できます。
他に困ったことがあればネットで調べれば現在でしたら様々な情報が出てきます。

また、このタカボキ!でも簿記の解説を行っています。
また、3級・2級あたりでしたら予備校でも安く受講できます。
これは2級に合格することをによって1級・さら難易度高い税理士・会計士に興味を持ってもらうため、広告代わりに安くなっています。

どうです?
簿記の勉強がしたくなったでしょう!!

う、うん。。
(押しがすごな…)

では、興味を持っていただくため簿記をめぐる3人のお話をしましょう。
実は簿記は最強の権力です。

メディチ家の繁栄を支えた!?簿記
皆さんはメディチ家はご存じでしょうか?

メディチ家といえば、フィレンツェの大富豪だよね?

そうです。
様々な芸術家のパトロンにもなりルネッサンスのきっかけを作った一族です。
メディチ家はイタリアのフィレンツェで金融業として財をなしました。
その代表的な人物がコジモ・デ・メディチという人物です。
コジモは父から銀行業を引き継ぐと、持ち前のしたたかさで、フィレンツェの実質的な指導者にまで昇り詰めました。
その過程には、当然「金の力」を存分に発揮しました。
彼の力の源泉は富です。
15世紀当時、商業簿記をつけ、管理することは既に一般的でした。帳簿自体は法廷に証拠として提出されるほどでした。
ではなぜ、メディチ銀行が圧倒的な富を得ることができたのでしょうか?

もちろんコジモ個人の能力に依るところも大きいでしょうが、簿記にその秘密を見出すことができます。
メディチ銀行では年1回、各支店の支配人は決算を行い、コジモからの厳しい帳簿の点検を受けねければなりませんでした。
ここで、赤字の支店の支配人はコジモの鋭い質問に答える必要があったようです。
このように簿記を駆使し、厳格さがあったからこそ、メディチ家は繁栄を迎えました。
権力の衰えも簿記が原因?!
しかし、孫のロレンツォの時代になると、メディチ銀行の経営には陰りが見え始めます。

なんで?絶好調だけど?

簡単にいえば、自分を貴族と勘違いしたからといえます。

本物の貴族からまだいいけど、めでぃちメディチ家の場合は貴族のような実業家だからね。
ロレンツォ・デ・メディチといえばフィレンツェやメディチ家が最も反映した時代の代表的な人物です。
また、ボッティチェリのパトロンとしても有名です。
しかし、自らを貴族と勘違いしたロレンツォは簿記の勉強を怠り、コジモが行っていた厳格な監査を行わなくなってしまいました。
そのため彼の死後、メディチ銀行自体はガタガタになっていました。
歴史をも動かす簿記!
メディチ銀行の実質的な破綻が後の宗教改革につながります。

宗教改革のきっかけになった人物としてローマ法王レオ10世が有名ですね。

免罪符のひとだね。

彼はメディチ家出身でロレンツォの次男です。

また、メディチ家か。この時代はほんとにヨーロッパを牛耳っていたんだね。
しかし、この時代になるとかつて程の力はありません。
免罪符発行の理由はサンピエトロ大聖堂の改修工事の費用を賄うために発行したといわれています。
また、彼自身も相当の浪費家であったようです。
もし、メディチ銀行に最盛期の勢いがあれば、免罪符なんてものを発行する必要はなかったでしょう。
・コジモは簿記の力を借りて権力と富を手にしました。
・ロレンツォやレオ10世は簿記に興味を示さなかったため、権力を手放すことになりました。
このように簿記には権力があります。これは歴史的にも様々な事例からいえます。
今すぐ行動を!


どうです?
簿記の重要性は理解できましたか?

う、うーんまあなんとなく。
さあ勉強を今すぐ始めよう!
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