【電卓の選び方・使い方解説!】簿記3級電卓マスター講座、おすすめの電卓紹介します!

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皆さんは簿記の勉強で効率的な電卓の使い方ができてますか?


電卓にはいろんなキーが並んでいるけど「+」、「-」、「×」「÷」ぐらいしか使わないなあ…


こんな方も多いと思いますが、実は電卓には単純な計算だけでなく様々な機能が備わっています。


ここでは電卓の選び方から便利機能の一部を紹介したいと思います。


タカ
タカ

電卓の使い方を深く知れば、計算時間の時短は可能です。


今回の内容を最後まで読んでいただければ、電卓の選び方・打ち方・様々なキーの使い方が理解できます。


目次

電卓の選び方

電卓を見せるセールスマンのイラスト(男性)


皆さんはどのような電卓をお使いですか?


電卓を選ぶ際は以下の点に気を付けましょう


安い電卓は避けよう



電卓を選ぶ際のポイントとしてはあまり安い電卓は避ける方が無難だと思います。



安い電卓ですと電卓の入力キーが小さく打ち間違いをしたり、液晶画面が小さく数字を見間違ったりします。



個人的には初期投資として最低でも2,000円以上の電卓をお勧めします。



表示桁数は12桁のものを



液晶の表示桁数は12桁にしましょう。



12桁というと1,000億です。実際問題1,000億の計算することは皆無かと思われますが表示桁数は多いにこしたことはありません。



タカ
タカ

実際使ってみると表示桁数が多いと数字が見やすいです。


また、電卓では12桁表示が最もポピュラーです。


その他の選ぶ点



・今後長期的に簿記の勉強をしたい方はルートが使えるものがいいと思います。
長期的(1級以上)に見据えるならルートは必須です。



関数電卓はやめましょう。使用用途が簿記とは合いません。



ベストの電卓はスクール電卓



多少値は張りますが、ベストは学校用・スクール用電卓です。



これらの特徴として日にちの計算ができるものが多いです。



例えば4月1日~9月15日までは何日間あるのかという計算をしてくれます。
答えは168日です。



なぜこれが必要かというと、利息計算等でたま~に、月数でなく日数で計算する必要のある問題があります。



また、頑丈叩きやすくディスプレイが見やすいものが多いです。



会計士・税理士等を目指して勉強している方にはお勧めです。



タカ
タカ

私もスクール電卓を持っていますが、まさに相棒と呼べる電卓です。



今から会計士・税理士を見据えて勉強されている方は少数かと思います。とはいえ多少いい電卓を購入したところで仕事で使えますし、損になることはありません


一応、スクール用電卓のリンクを載せておきますので興味ある方はご覧ください。


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あと、この電卓が高すぎるという方はこちらの電卓もおススメです。

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電卓は2台持とう



電卓は2台保有しましょう。試験当日、電卓に不具合が発生しないとも限りません。そのようなリスクを最小にするためにも2台保有することをお勧めします。



電卓の打ち方

確定申告の申告書を書いている人のイラスト


タカ
タカ

ここでは右ききを想定して書いています。


簿記の電卓といえば左手で打つべきだと思っている方もいらっしゃると思いますが、個人的には右打ちでも問題ないかと思います。



ただし、電卓を打つ際にいちいちペンを置いていたのでは時間がかかって問題外です。



私は右手の親指でペンをはさむようにして親指以外の4本の指で電卓を叩いております。



(イメージ図は以下の通りです)

ニャット
ニャット

プッ、なにこれ?

タカ
タカ

あ、あくまでイメージ図ですから。(汗)

ニャット
ニャット

絵心なさすぎ。


「右書き左打ち」がベストかと思いますが個人的には上記のように電卓を打てば「右書き右打ち」であっても、時間的なロスはないかと思います。


タカ
タカ

私もこの打ち方のせいで時間がたりなかったということはなかったです。


電卓の打ち方に決まりはないので皆さん自分にあった打ち方を模索してみてはいかがでしょう?


様々な便利キーの使い方

正面から見た電卓のイラスト(大)


電卓の「M+」「Mー」「RM」「CM」のこれらのキーを使ったことはありますか?


これらのキーの内容は以下の通りです。

「M+」はメモリープラス
「Mー」はメモリーマイナス
「RM」はメモリーリターン
「CM」はクリアーメモリー


どのような役割かといいますと、

「M+」は計算結果を足し算として電卓に記録させるキー
「Mー」は計算結果を引き算として電卓に記録させるキー
「RM」は計算結果を引き出すキー
「CM」はメモリーのクリアーのキー


実際に使って練習してみましょう。


例1、(100+150)ー(200+300)の計算式を電卓だけで計算しましょう。

100+150=の計算をした後に「M+」を押します。
①のあとそのまま200+300=の計算をし、後に「M-」を押します。
「MR」を押すと計算結果が出てきます。
(答えは-250)

キーの押す順
「100」「+」「150」「=」「M+」「200」「+」「300」「=」「Mー」「MR」


例2、(100+150)×(200+300)の計算式を電卓だけで計算しましょう。

100+150=の計算をした後に「M+」を押します。
①のあとそのまま200+300=の計算をします。
その後「×」を押した後「MR」を押すと答えが出てきます。
(答えは125,000)

キーの押す順
「100」「+」「150」「=」「M+」「200」「+」「300」「=」「×」「MR」「=」


つぎはもう少し、実践的な内容にしてみましょう。


例3、A社は当月10日に商品10個を@750円で仕入れた。また、15日に商品15個を@700円で仕入れた。では、商品の平均単価はいくらか?

数式を考えれば
{(10×750)+(15×700)}÷(10+15)=@720ですね
では電卓での叩き方を考えてみましょう。
①10×750=の計算の後「M+」を入力
②15×700=の計算の後「M+」を入力
③「MR」÷25を入力してやります。
※(10+15)については電卓に入力すると計算が狂ってくるので前もって計算するか、暗算してください。

キーの押す順
「10」「×」「750」「=」「M+」「15」「×」「700」「=」「M+」「MR」「÷」「25」


タカ
タカ

この考え方は帳簿の商品在高帳の単元で使う考え方ですが、上記の様な電卓の様々な機能を使えば時短・検算は可能です。

ニャット
ニャット

慣れれば、どの順序で電卓をたたくべきか頭の中で整理できますよ。


便利キー以外の便利機能

上記のキー以外に様々な機能が電卓にはあります。


2乗、3乗の方法


2乗、3乗を求める場合には「×」の後に「=」を押すだけです。


1回「=」をおせば2乗、2回押せば3乗になります。


(15)^3=3,317に(^はエクセルで使う指数を表す記号です。)


キーの押す順
「15」「×」「=」「=」


タカ
タカ

3級では出番はありませんが、1級あたりでは使うテクニックです。


同じ数字を複数回×場合


例えば以下の様な計算についてはどのように計算するでしょう?


12×15=?
12×18=?
12×19=?
12×20=?


普通に電卓を叩けば出ますが、少々面倒くさいですね。


このような場合は「×」を2回続けて押します。


具体的には以下の様に入力します。


キーの押す順
「12」「×」「×」「15」「=」「18」「=」「19」「=」「20」「=」


「=」の時点でそれぞれの答えが表示されます。


ちなみに答えは以下の様になります。


12×15=180
12×18=216
12×19=228
12×20=240


ニャット
ニャット

このテクニックを覚えておくと2級の工業簿記で非常に便利です。

「%」の使い方


あまり使い道はありませんが、「%」ボタンの使い方も紹介します。


300円の50%は?


と聞かれた場合以下の様に入力します。


キーの押す順
「300」「×」「50」「%」


単純に300×0.5をすればいいので、あまり登場機会はないかもしれません。

(この場合も0.5を入力するのではなく.5と入力すると0.5と表示されます。)


タカ
タカ

ここで紹介した機能はほんの一部です。

私も全ての機能を把握しているわけでありません。

ニャット
ニャット

皆さんのこんな「機能を知っている」なんてことがあればぜひ教えてください。

まとめ

電卓を選ぶポイント
・最低でも2,000円以上のもの
12桁表示のもの
・長期的な勉強を考えている方はルートを使えるもの
関数電卓は避ける
・ベストはスクール電卓


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電卓の打ち方(右利きの場合)
「右書き左打ち」がベストかと思いますが個人的には上記のように電卓を打てば「右書き右打ち」であっても、時間的なロスはないかと思います。


様々なキーの使い方
「M+」は計算結果を足し算として電卓に記録させるキー

「Mー」は計算結果を引き算として電卓に記録させるキー
「RM」は計算結果を引き出すキー
「CM」はメモリーのクリアーのキー
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