今回は簿記2級の復習問題になります。
今回はその中でも研究開発費・外貨換算会計・税効果会計の内容になります。
今回の内容は簿記2級の新範囲になりますので、狙われやすい内容になります。
問題1
以下の取引について仕訳せよ(仕訳が不要な場合は借方欄に「仕訳不要」と記入せよ。)
(1)新製品のため研究・開発の費用50,000円を現金で支払った。
(2)×1年4月1日 自社利用のソフトウェア30,000円を購入し代金は現金で支払った。
(3)×2年3月31日 上記で今日したソフトウェアを利用可能期間5年として償却を行う。
問題2
以下の取引について仕訳せよ
(1)当社は販売価格$2,000の商品の輸出に先立ち、×1年5月1日に手付金$500の送金を現金で行った。(当日の直物為替相場$1=100円)
(2)×1年7月1日に販売価格$2,000の商品を輸出した。(当日の直物為替相場$1=102円)なお代金のうち、$500は上記の手付金を充当し、残額は掛けとした。
(3)×1年9月1日に上記の掛けを当座預金から支払った。(当日の直物為替相場$1=105円)
問題3
以下の取引について仕訳せよ
(1)当社は仕入原価$1,000の商品の輸入に先立ち、×2年5月1日に手付金$300の送金を受けた。(当日の直物為替相場$1=100円)
(2)×2年6月1日仕入原価$1,000の商品を輸入した。(当日の直物為替相場$1=102円)なお代金のうち、$300は上記の手付金を充当し、残額を掛けとした。
(3)×2年9月1日に上記の売掛金を回収し当座預金とした。(当日の直物為替相場$1=105円)
問題4
当期における下記の【資料】にもとづき、決算整理において計上される為替差損益を計算しなさい。なお、( )には「借方残高」または「貸方残高」を記入しなさい。なお、決算日の直物為替相場は、$1=100円である。
為替差損益 ¥ ( )
問題5
以下の取引について仕訳せよ
(1)×1年10月1日 $300の商品の輸入を掛で行った。なお決済日×2年4月30日である。仕入日の直物為替相場は$1=95円である。
(2)上記の買掛金の決済にあてるため、×1年11月1日$300の為替予約を行った。予約日の直物為替相場は$1=93円であり、×2年4月30日の先物相場は$1=90円であった。当該為替相場は振当処理を行う。
(3)×2年3月31日に決算日を迎えた。
問題6
以下の取引について仕訳せよ
(1)×1年10月1日 $300の商品の為替予約を行った。予約日の為替相場は$1=93円であり、先物為替相場は$1=90円であった。なお、当該為替予約は振当処理を行う。
(2)×1年11月1日 $300の商品の輸入を掛で行った。なお、決済は×2年4月30日である。なお、仕入日の直物為替相場は$1=95であった。
(3)×2年3月31日に決算日を迎えた。
問題7
以下の取引について税効果会計の仕訳をせよ。なお実効税率は40%とする
(1)当期の決算において減価償却費の損金算入限度超過額は100円であった。
(2)当期の決算において貸倒引当金の損金算入限度超過額は250円であった。
(3)当期の決算において当社が保有しているその他有価証券として保有しているA社株式を以下の【資料】にもとづき評価替えを行う。
【資料】
今回の問題のpdfはこちらからダウンロードできます。
解答は以下のページです
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