標準原価計算は工業簿記の中でも特に重要な範囲です。
特に以下の内容に注意しましょう!
- 標準原価計算の問題で気を付けるべき内容
- ・標準原価計算の差異の把握方法(シングルプランorパーシャルプラン)
- ・差異分析
これらの内容は試験でも頻出問題ですし、落としてないけない内容です!
しっかりマスターしましょう!
問題1 標準原価計算(差異の記帳方法)
以下の資料にもとづき問に答えなさい。
【資料】
1.標準原価カード
2.生産データ
3.当月原価データ
直接材料費:10,033,000円(50,150kg)
直接労務費:39,721,500円(49,650時間)
製造間接費:19,973,000円(49,650時間)
4.その他
(1)製造間接費は直接作業時間を基準に配賦を行っている。
(2)製造間接費の正常配賦のうち、変動比率は100円/時間である。
(3)基準操業度は50,000時間である。
(4)製造間接費の差異分析において、能率差異には固定費部分を含めること。
問1 シングル・プランにより仕掛品勘定へ勘定記入を行いなさい。
問2 パーシャル・プランにより仕掛品勘定へ勘定記入を行いなさい。
解答用紙
問1
問2
問題2 差異分析
以下の資料に基づき問に答えなさい。
【資料】
1.標準原価カード(製品1個あたり)
2.当月生産データ
(注)(1)( )内は加工進捗度を表す。
(2)材料は工程の支店で全て投入する。
3.当月原価データ
直接材料費:262,000円(4,950kg)
直接労務費:178,000円(4,800時間)
製造間接費:490,000円
4.その他
(1)製造間接費は直接作業時間を基準に配賦を行っている。
(2)製造間接費の正常配賦のうち、変動比率は30円/時間、固定費額は300,000円である。
(3)標準配賦率は80円/時間である。
(4)実際操業度は6,200時間である。
問 シングル・プラン、パーシャルプランによる仕掛品の記入を行い、差異分析を行いなさい。(能率差異には固定費部分を含めること。)
解答用紙

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