今回からタカは来年度の税理士試験の簿記論と財務諸表論にチャレンジする企画を始めていきます。

突然どうしたの?

いままで、解説のみをしてきましたが、私自身もなにかをチャレンジしたいなともおもいました。
そこで今回のチャレンジ企画を思いつきました。
タカボキ!を御覧の方には税理士試験を受験を視野に知れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

Twitterで勉強の進捗を報告する予定ですので、ぜひフォローしてね。
税理士試験の概要

敵を知り、己を知れば百戦危うからず!というので、まず税理士試験について知りましょう!
税理士試験の日程
毎年8月のお盆あたりに3日間で実施されています。(今年度は8月17日から19日まで)

今年と同じなら、私が受ける簿記論と財務諸表論は1日目に実施予定ですね。

来年度の日程は未定だね。
税理士試験の試験科目
以下国税庁のHPより(https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/gaiyo/gaiyou.htm)
試験は、会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)の2科目と税法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)のうち受験者の選択する3科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択しなければなりません。)について行われます。

税理士試験合格のためには会計2科目に税法3科目の計5科目の合格が必要のようです。

5科目はつらいね

一気に5科目合格する必要はないようですね。
毎年1科目づつでもいいようです。
合格ライン

合格ラインは60%かぁ!
問題の取捨選択が重要だね。

そうですね。
確実に正解する問題の選択と時間の比較が重要ですね。
簿記1級・税理士・会計士との比較

簿記1級・税理士・会計士との試験内容を比較をしてみましょう。
税理士試験 | 簿記1級 | 会計士試験 | |
受験資格 | あり (下記参照) | なし | なし |
試験時間 | 各科目 2時間 | 各科目 90分 | 各科目 2時間 (財務会計のみ3時間) |
合格ライン | 60% | 70% | (短答式)約70% (論文式)偏差値52以上 (40%で足きりあり) |
科目数 | 5科目 | 2科目 | (短答式)4科目 (論文式)6科目 |
試験代 | 1科目4,000円 (2科目5,500円) | 7,850円 | 19,500円 |
合格率 | 令和2年度 18.1% | 約10% | 令和2年度 全体で10.7% (論文式試験 37.3%) |
HP | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |

こうして見ると会計士試験は少し特殊だね。

そうですね。論文式試験の合格ラインが偏差値というのがなかなか見ないですね。
試験料もやたら高いし。

お金のない受験生にとってはつらいね。
興味のある方は各自で調べてみてください。
税理士試験では受験資格にご用心

税理士試験では受験資格があるので、そこが少々厄介ですね。
おそらく以下の3つが多くの人にとって重要な資格になると思います。
- 大学、短大又は高等専門学校を卒業した者で、法律学又は経済学に属する科目を1科目以上履修した者
- 大学3年次以上の学生で法律学又は経済学に属する科目を含め62単位以上を取得した者
- 日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格者

わたしは1つめ、3つめに該当しますね。
簿記論、財務諸表論の試験分析

今回受験するのは簿記論、財務諸表論です。

まちがっても、税法系の科目を受験する気はないので、そこはご注意ください!
簿記論
出題内容(令和2年度分)
第1問(25点)
問1、一般商品売買
問2、純資産会計
https://bkforworkers.com/1043/
https://bkforworkers.com/2271/
第2問(25点)
問1,在外支店会計
問2,リース会計
https://bkforworkers.com/3320/
https://bkforworkers.com/3478/
第3問(50点)
総合問題(税効果会計あり)
現金、一般商品売買、特殊商品売買、有価証券、ソフトウェア、退職給与引当金
https://bkforworkers.com/3067/
https://bkforworkers.com/3597/
https://bkforworkers.com/3893/
難易度は簿記3級から1級までの内容が一気に出る感じですね

結構細かい内容まで出るので、3級の内容もおろそかにできないぞ!

特殊商品売買とかも出てるんですね。
1級では出ない可能性が高いですが、税理士試験でははずせませんね。
財務諸表論
出題内容(令和2年度分)
第1問(25点)
包括利益
第2問(25点)
問1,概念フレームワーク
問2,資産除去債務
第3問(50点)
総合問題(財務諸表の作成、製造原価明細書の作成)
現金、有価証券、棚卸資産、固定資産、外貨取引(振当処理)、引当金、組織再編、ストックオプション、税効果
第1問と第2問は理論を中心とした問題ですね。

総合問題は簿記論同様の総合問題ですね。

つまり簿記論と財務諸表論の総合問題を2つも解かないといけないんだね。

しかも2つの科目は同日ですしね!
解き方を考える必要がありますね。

ということは工業簿記の投稿は?

相当先になりますね。

えーー!

このサイトを運営しているのは私ですので、私の好きにさせていただきますね!
そのうち工業簿記も投稿しますので、ご期待ください!
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