【初心者必見】未収未払いの月割り・日割り計算できてますか?これができないと試験に合格できません。

テクニック
Group of tiny people or analysts standing around giant integral circuit, charts, diagrams, graphs on virtual screen. Data analysis, statistical and business analytics. Isometric vector illustration

未収未払いの月計算できてますか?


決算整理につきものの未収未払いの計算ですが、未収未払いの計算に伴う月数計算を皆さんはできていますでしょうか?


【簿記3級】失敗しないための未収・未払いなど
今回は決算における実務色の強い内容です。 決算の具体的な流れをお話したほうが皆さんの理解が進むと思われます。 株式会社は会社法上、決算日から3か月以内に株主総会を行わなければならないことが定められています。 経理の決算業務についても逆算してスケジューリングされます。 この場合に期間を挟む場合の伝票処理についてです。



この内容が出来ないと総合問題また、個別仕訳を解くことが出来ません。


特に初心者の方は以下の様な内容で躓くことが多いのではないでしょうか?


・月割りの計算だけど日にちは加味しなくていいの?
・向こう1年分の費用の支払いっていつからいつまでの支払い?
・毎年同額の費用を支払っている場合の処理は?


今回は特に初心者向けに月数の計算に特化した内容ですが、2級の受験者の方でもこのような内容を落としていれば合格することはできません。


今回のブログでしっかり確認しましょう。


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・月割りの計算だけど日にちは加味しなくていいの?

例 題

5月 1日 借入金100,000円を年利6%、利息は返済時に支払う契約で借り入れた。
12月30日 借入金を現金で返済した。


解答

利息の計算
100,000×6%×8ヵ月÷12ヶ月=4,000

         (仕訳)借入金 100,000  現  金 104,000
             支払利息 4,000



ニャット
ニャット

この場合は以上の図のように8か月間の借入れたけど、12月1日に返済しても12月31日に返済しても同じ利息になるの?

タカ
タカ

答えは”YES”です。
月単位で考えるのでそうです。

簿記の利息計算は月割りで行いますが、あくまで1か月単位での計算になります。


同じ月内の支払いなら利息の計算は変わりません。


タカ
タカ

ちなみに日割り計算の場合は”にしむく士”はご存じでしょうか?

これは12か月の間で31日でない月を表しています。

に=2月(28日)、し=4月(30日)、む=6月(30日)、く=9月(30日)、士=11月(30日) 



2月に関しましてはうるう年の場合もありますが、問題に指定がない場合は通常28日で計算しましょう。


日割り計算の例


例 題

7月1日 借入金100,000を利息7.3%で借り入れた。
9月10日 借入金を現金で支払った。


解説

利息計算
7月⇒31日
8月⇒31日
9月⇒10日
合計 72日

100,000×7.3%×72日÷365日=144

        (仕訳) 借入金 100,000 現金100,144
             支払利息  144


・向こう1年分の費用の支払いっていつからいつまでの支払い?


例 題

保険料のうち600円は×1年10月1日に向こう1年分を支払ったものである。決算整理の仕訳を示せ。


解説

600×6ヵ月÷12ヶ月=300

          (仕訳)  前払保険料300 保険料300


ニャット
ニャット

この場合、10月1日に1年分を支払っているので、×2年の10月分の保険料も支払っているという考え方にはならないの?

タカ
タカ

「向こう1年分を支払った」とあるので10月1日から12ヶ月後とは次年度の9月30日までの保険料を指します。




よって、次年度の10月は含まれません。


・毎年同額の費用を支払っている場合の処理は?


例 題

×2年度決算整理前残高試算表
保険料(借方)45,900
決算整理事項
保険料は全額建物に対する火災保険料であり毎年同額を9月1日に12ヶ月分を支払っている。


解説

45,900×5ヶ月÷17か月=13,500

       (仕訳) 前払保険料13,500 保険料13,500


タカ
タカ

このタイプの計算が初心者の方には難しいのでないでしょうか?

ニャット
ニャット

17ヶ月ってどこからきたんだよ?

今回の問題のポイントは「決算整理前残高試算表」の数字の意味と「毎年同額」という言葉です。


毎年同額を毎年同じ時期に支払うと以下の様な流れになります。


当期の4月から8月までの5ヶ月分に関しては前期の支払いになりますが、9月1日に向こう1年分(12ヶ月分)を支払っています。


取引の流れは以下のようになります。



つまり決算経理前残高試算表には17か月分が表示されていることになります。


よって決算整理で12ヶ月分にしてやる必要があります。


つまり「決算整理前残高試算表」の数字を17か月で割ってやる必要があります。

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