【連結が苦手な方に朗報!】誰でも連結が解ける最強テクニック伝授します!簿記2級第3問・解答編

2級 商業簿記


前回は連結会計の総合問題を出題しました。


【御免なさい!難しいです】この連結が解けますか?タカからの挑戦状です!簿記2級第3問・無料問題
前回は本支店会計の問題・解説を掲載しました。ニャット本支店会計も重要のなのでしっかりマスターしましょう。今回は連結会計の総合問題です。...



タカ
タカ

解けましたでしょうか?
今回の問題でややこしいのは建物の時価評価で評価差額を計上することでした。


ニャット
ニャット

この点が問題でお邪魔虫でしたね。



今回はこの点について解けなくても今回の解説で復習すればOKです。



ほかの点については以前学習した内容です。



しっかり復習しましょう。


【簿記2級】知らないと損をします!連結問題の必殺テクニックです!!
前回出題した連結の解答編です。 今までは通常の解説にとどまっていましたが、今回は具体的な解答方法を伝授します。 連結の問題を解くにはある程度テクニックが必要です。 今回の連結の解答編は私が編み出した連結の問題の解き方のテクニックが満載です。 今回のテクニックを練習して自分のものにしましょう。



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解答

ぴえんのイラスト(女性)


難易度の目安
難易度A:修正仕訳をそのまま調整すれば解答できる内容
難易度B:タイムテーブルが必須な解答、または比較的難易度の高い内容
難易度C:捨て問
(難易度のないものは修正なしの内容)


解答

連結PL


連結BS


解説

靴紐を結ぶ人のイラスト(女性)


1,A社にかかる連結修正仕訳


A社のタイムテーブル

A社のタイムテーブル


のれんの計算の仕方

のれんの計算の仕方


タカ
タカ

のれんは電卓のみで計算しましょう。


ニャット
ニャット

解答がマイナスなら「負ののれん」だよ。



タカ
タカ

今回のややこしいのは時価評価した建物が新たに減価償却が必要になることです。

建物評価差額:24,000×0.9÷残存耐用年数20年(25年-5年※)=1,080@1年

※ ×1年度~×5年度の5年間

建物評価差額



下記には解説のために修正仕訳を書きましたが、タイムテーブルから直接、精算表に記入できるようにしましょう。


建物


【A社の個別財務諸表の修正】

評価差額の計上

評価差額の計上

×6年3月31日時価368,000-簿価328,000=40,000


②×6年度~×7年度の評価差額の実現

評価差額の実現

24,000×0.9×2年÷20年(残存耐用年数※)=3,600
※耐用年数25年-経過年数5年(×1年から×6年)


過年度の損益は「利益剰余金」に振り替えます。


③過年度の評価差額の利益剰余金への振り替え

過年度の評価差額の利益剰余金への振り替え


④×8年度における評価差額の実現

評価差額の実現


⑤まとめ

まとめの仕訳


土地


【A社の個別財務諸表の修正】

①×5年度評価差額

土地の評価差額


②×8年度の土地売却の修正仕訳

土地売却の修正仕訳

評価差額:15,000×売却簿価102,000÷時価評価した土地全体の簿価510,000=3,000


③まとめ

まとめの仕訳


資本連結


①開始仕訳

開始仕訳

非支配株主持分:A社支配時資本合計789,000×非支配持分25%=197,250


②利益剰余金の振り替え

利益剰余金の振り替え

×5年度から×8年度の利益剰余金変動額:170,000×非支配持分25%=42,500


③過年度の建物評価差額の利益剰余金へ振り替え

過年度の建物評価差額の利益剰余金へ振り替え


④過年度建物評価差額の実現にかかる非支配株主への振り替え

過年度建物評価差額の実現にかかる非支配株主への振り替え

※過年度評価差額実現額2,160×25%=540


まとめ

仕訳のまとめ

非支配株主持分:956,840×25%=239,210(こっちで計算しましょう)
        または、197,250+42,500-540

利益剰余金  :貸借差額(必要ならこっちで計算しましょう)
        または、150,000+42,5002,160-540


タカ
タカ

利益剰余金に関しては最初から捨て問として捉えましょう。


当期純利益の振り替え

当期純利益の振り替え

個別上の利益剰余金(100,000-1,800-5,000)×25%=23,300


剰余金の配当

剰余金の配当

受取利息配当金:30,000×P社持分75%=22,500
非支配株主持分:30,000×25%=7,500


2,B社に係る修正仕訳


タイムテーブル

B社のタイムテーブル


のれんの計算の仕方


①開始仕訳

非支配株主持分:250,000×45%=112,500


②当期純利益の振り替え


③のれんの償却


④まとめ


当期純利益の按分

※ 40,000×被支配株主持分45%=18,000


商品売買(ダウンストリーム)


①売上と売上原価の相殺


②未実現損益の調整

当期末利益額:45,000×(1-当期利益率70%)=13,500
当期首利益額:32,400×(1-当期利益率75%)=8,100


未実現利益の考え方

①当期末の棚卸高は棚卸資産に利益が含まれている⇒棚卸資産を減らす⇒相手勘定は売上原価
                    
②売上原価を利益剰余金に書き換える
                    
③反対仕訳+売上原価を利益剰余金に書き換える


タカ
タカ

仕訳を覚えるのではなく流れを理解しましょう。


③売上債権と仕入債務の相殺消去


④貸倒引当金の調整

貸倒引当金:当期末残高45,000×2%=900
利益剰余金:当期首残高30,000×2%=600
貸倒繰入額:(45,000-30,000)×2%=300


解き方テクニック

電動アシスト自転車で坂道を登るお父さんのイラスト


利益剰余金と非支配株主持分の解き方は以下を参照にしてください

タカ
タカ

修正仕訳を以下のように直接記入できると早く解けますよ。

連結PLテクニック
連結BSテクニック



チェックポイント

連結では得点を多くとるという攻めの解答より、失点を最小限に抑える守りの解答を心がげましょう。


ニャット
ニャット

点を稼ぐのはほかで稼ぎましょう!


タカ
タカ

今回は利益剰余金・非支配株主持分・減価償却累計額・減価償却以外がとければ大丈夫です。



ニャット
ニャット

今回の内容は長くなりましたので、pdfを解説編とテクニック編に分けました。
必要な方はダウンロードしてください。


解  答  編

テクニック編

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