簿記で必要な計算知識は?それ以上に必要な○○力とは?

コラム

このブログの読者のなかには計算が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか?


そんな方は今後、簿記の勉強を続けていくのに数学ってどこまで必要なの?って思われるかもしれません。



タカ
タカ

そこで簿記の級ごとに必要な数学の内容をざっくり解説したいと思います。

ニャット
ニャット

あくまでタカの個人的な感想です。実際は異なる場合があります。


ポイント
3級で必要な計算力:四則演算
2級で必要な計算力:1次方程式・1次関数
1級で必要な計算力:連立方程式
会計士で必要な計算力(経営学選択):2次関数
それ以上に必要な能力:日本語の読解能力


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3級について


基本的には四則演算(+、ー、×、÷)のみで十分です。

ただ、式の展開は出来たほうが便利です。

以下の式は今後出てくる計算式です。

①(1,000,000ー1,000,000×10%)÷10=90,000

上記の式を電卓で叩けば大丈夫なのですが、以下の様に展開すれば比較的早く解けると思います。

(1,000,000×100%ー1,000,000×10%)÷10

{1,000,000ー(100%ー90%)}÷10

④(1,000,000×90%)÷10

の式をに展開すると電卓でもスムーズに叩けると思いませんか?

3級ではこの程度で十分だと思います。

2級について


1次方程式・1次関数の内容は必要になってきます。


特に工業簿記は上記の内容が必要です。


では久しぶりに1次方程式・1次関数の問題をクイズ感覚でといてみましょう。

例 商品Aは1個ごとに100円の粗利(売上総利益)が出ます。他に全体で3,000,000円の経費が掛ります。収支を丁度ゼロにするには商品Aをいくつ売ればいいでしょうか?

商品Aの売上個数をXとおくと以下の様な1次方程式が出来ます。


100Xー3,000,000=0


X=30,000


このような内容の計算ができれば十分かと思います。


1級について

2級の内容に加えて、連立方程式が必要になってきます。


例題を脳の体操感覚で解いてみましょう。


例 リンゴ10個とみかん5個を購入すると650円でした。また、リンゴ5個とみかん8個を購入すると490円であった。リンゴとみかんの単価はいくらでしょうか?

リンゴをX、みかんをYとおくと以下の式が立てられられます。

 ・10X+5Y=650…①
 ・  5X+8Y=490…②

①について移行し、整理すると以下の様になります。

    5Y=650-10X
    Y=130- 2X…③

 ③を②に代入する。

  5X+8(130-2X)=490

 この式を解くと

X=50となり、代入するとY=30となる。

よってリンゴ50円、みかん30円となります。


タカ
タカ

上記の様な連立方程式の計算が解けることも重要ですが、問題文を読んで必要な内容をX・Yとおき、連立方程式を必要と判断し、作成する思考力も重要です。


それ以上のレベル(会計士レベル、経営学選択)


基本的には一級までの内容に加えて2次関数とそれに伴う式の展開が必要になってきます。

ニャット
ニャット

あと、微分が出来れば便利ですが、出来なくても問題ありません。


但し会計士試験には選択科目があり、経営学・経済学・民法・統計学の中から1科目選択する必要があります。選択科目次第で話はかわってきます。


タカ
タカ

私は経営学を選択していたのでその中での話だと上記の内容で十分です。


基本的には高校1年までの数学が頭の中に入っていればなんとかなりますので心配しないでください。


計算力以上に大事なチカラ


個人的には数学の計算力も大事ですがやはり日本語の読解能力がそれ以上に大事だとおもいます。


簿記の試験は今のところすべて日本語で書かれています。


タカ
タカ

試験本番の緊張している状況ですと、「この問題の日本語はいったい何を聞いているのか」と迷ってしまうことがあります。


さらに試験は「聞かれたことに適切に答える」必要があります。


タカ
タカ

そんなのあたりまえと思るかもしれませんが、意外と難しいものです。


「聞かれたこと」について


試験問題では往々にして自分の都合のいいように誤読してしまうおそれがあります。


自分の知っている内容答えやすい内容に誤読する恐れは非常に高いです。


ニャット
ニャット

ですので、試験問題というのは丁寧に読んだほうがいいです。


特に練習問題になれてきたら、ここにはこれが書いてるという思い込みが出来てしまいます。


タカ
タカ

カエサルの有名な言葉に「誰もが、現実を見ているのではない。ほとんどの人は、見たいと思う現実しか見ていない。」というものがあります。


例えば簿記でしたら、ほとんどの問題は3月31日を決算日とする場合がほとんどですが、12月31日を決算日という問題も十分考えられます。


このような問題が出題された場合、おそらく多くの人が3月31日を決算日として問題を解いてしまうのでないのでしょうか? 


「適切に答える」について

上記の答案については計算が完璧であったとしても、ほとんど点はつかないでしょう。


ニャット
ニャット

タカもこのタイプのミスで予備校の答練で0点取ったことがあったね?

タカ
タカ

あの時は本番でなくてよかったと本心から思いました。


このように誤読して答案を作成することは、計算ミスも恐ろしいですが、それ以上に恐ろしい間違いです。


タカ
タカ

自分もブログを作成する上で思い込みで書かないに様に気を付けています。


他にも例えば、簿記とは関係ないですがカレーの作り方を聞かれているのにハヤシライスの作り方を答えてしますとその回答は点数がありません


そのハヤシライスが例え宇宙一おいしいレシピだったとしてもです。


ニャット
ニャット

試験ではカレーとは聞かれずに、遠回しな表現で聞いてきます。


このように考えると本番の緊張した中で適切に答えることの難しさを理解していただではないでしょうか?


ですので、日本語の読解能力というのが試験では重要になります。


タカ
タカ

普段からこの日本語の読解能力について意識していただけたらと思います。


まとめ

まとめ
3級で必要な計算力:四則演算
2級で必要な計算力:1次方程式・1次関数
1級で必要な計算力:連立方程式
会計士で必要な計算力(経営学選択):2次関数
それ以上に必要な能力:日本語の読解能力

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